八幡神社

調布市富士見町2-1-11 (平成28年2月19日)

東経139度32分29.58秒、北緯35度39分16.32秒に鎮座。

【神社情報・来戸さんより】
京王線「西調布」駅より徒歩15分程の所に鎮座しています。

御祭神 誉田別尊・倉稲魂神

御由緒
国道20号線と中央道調布インター東出口が合流する北側に神社入口があります。旧下石原宿のほぼ中央の旧甲州街道に参道口があり、かつて参道両側150mは老杉古松の並木であったといいます。
下石原(※しもいしわら)の鎮守社。神社の明細帳によれば、当地領主の太田善右衛門の祖先太田氏の勧請したものといわれ、当家の菩提寺源正寺から祭礼の獅子舞を出す古例となっています。創建は延宝 (1673〜81) 以前とされています。社前の堅牢地神塔 (天保13年=1842) は地元講中の建立です。
調布市観光協会>調布観光ナビ>八幡神社 より

(※ 来戸注)
往昔より下石原の鎮守社である。当地領主太田善右衛門が祖先太田氏の勧請にかかわったものといわれ、当所太田家の菩提寺源正寺より祭礼の際獅子舞を出す古例がそれを実証している。明治四年村社、同四十一年無格社に編入、大正四年無格社稲荷社を合社、昭和十五年再び村社に列せられた。
北多摩神社誌 より

市郷土資料(民族資料)
八幡神社獅子頭一組
この獅子頭は、王獅子・中獅子・女獅子の三組で一組になっており、旧下石原地区の鎮守、八幡神社の宝物である。この獅子頭を用いて行われる獅子舞は、元禄時代、源正寺の住職が、村祭りの興隆と若者の健全育成を願って始めたものといわれ、この獅子頭はその時に住職自らが作ったものと伝えられている。また、昔悪疫が流行したときこの獅子頭をかぶって村中を舞い歩き、悪病を追い払ったとも伝えられている。
この獅子頭は、現在も祭礼の時に村中を練り歩く「道中」の舞と、社前で奉納される「土俵」の舞に用いられている。永く村人の心に融合してきた貴重な獅子舞である。
調布市教育委員会

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参道入口

拝殿

満開の桜

手水舎

顔の大きい、愛嬌のある江戸流れ。拡大写真はこちら。
(弘化3年(1846)丙午7月吉日建立)

本殿覆屋


境内社