若宮神社

徳島市南佐古二番町(平成19年3月28日)

 この神社は眉山北麓に鎮座しており、諏訪神社の社務所を挟んだ反対側に境内があります。入口は稲荷神社の参道から別れており、境内は諏訪神社と平面上で繋がっており、この両社とどういう関係にあるのかを知りたいと思ったのですが、案内もなく、情報も全く手に入らなかったので、創建・由緒など全て不明です。
 只、参道途中には櫻の花が綺麗に咲き、境内は静かで、杜が深く、清々しく気持ちの良い神社です。

階段の参道
参道途中の3分咲の櫻
境内入口
拝殿 拝殿内の様子
拝殿前の天保11年(1840)生まれの狛犬。
屋根の下にいるので剥落は余り見られませんが、阿は体中に苔が付いています。
出雲丹後と思われますが、身体の模様もしっかり残り、足の大きい子です。
(天保11年(1840)9月建立)
境内社・事勝神社入口 境内社・事勝神社拝殿
境内社・事勝神社拝殿前の出雲丹後の流れを汲む狛犬。
この地域の特徴である、石材の角を利用した、やや鼻面の尖り気味の顔をしています。
斜め上方を見ており、阿は口先で玉を噛んでいます。
(明治18年(1885)11月吉日建立)
境内社・事勝神社拝殿前の狛犬。
岡崎現代型全盛のこの時代に大分変化しているとはいえ、
徳島型の狛犬を彫っているのは嬉しい事です。
(昭和49年11月吉日建立)
境内社・事勝神社本殿
事勝神社本殿前の、この地域の特徴である石材の角を利用した
、やや鼻面の尖り気味の顔をしている狛犬。
この子達も斜め上方を見ており、阿は口先で玉を噛んでいます。
(大正4年1月吉祥日建立)
境内社・大国主神社入口 境内社・大国主神社社殿
全く同じ大きさと形をした末社群