産(うぶ)八幡神社

徳島市南佐古八番町(平成19年3月28日)

 この神社は眉山北西麓に鎮座しています。斜面に建つ、とても落ち着いた雰囲気の神社ですが、案内が無く、社名も何と読むかも分かりません。
 そこで入口前のお宅でお聞きしたところ、社名は「うぶはちまんじんじゃ」と読み、「此処は相当の古社で、応神天皇の誕生の地とされていているよ。この北の方には応神町というところもあるんだよ。」と教えて下さいました。此処、徳島の地にも伝応神天皇の誕生の地が有ったのですね。

神社入口 社号標代わりの名称入り灯籠
昭和15年生まれの狛犬界の団塊世代の狛犬。
この地域の特徴である、石材の角を利用した、やや鼻面の尖り気味の顔をしています。
斜め上方を見ており、眼には異なる石か、象眼のようなものが施してあります。
(皇紀2600年(昭和15年)1月建立)
年代不明の出雲丹後狛犬ですが、前面は大分痛んでいます。
拝殿 流造りの本殿
末社 末社
社日
「天照皇大神、大己貴命、稲倉魂命、埴安媛命、
少彦名命」の五柱の神名が記されていました。