徳島市名東町1-1(平成19年3月28日)
この神社は眉山西麓・落合谷川左岸近くに鎮座しています。眉山西麓という地の利を活かした境内造りがなされ、雄大な杜の中に主殿の八幡宮社殿と共に、とても境内社と云えないほど規模の大きい、神明神社、天満神社が点在していました。まさに神域に相応しい雰囲気の中の散策はとても楽しかったのですが、惜しむらくは八幡宮の本殿改修時期でなかったら、もっと素晴らしいのに…と思いました。またの機会があったらぜひ再訪したい神社です。
御祭神:誉田別命、天照皇大神、菅原道真公
例祭日:10月17・18日(神輿・地車)
境内社:神明神社、天満神社
由緒:こんなに大きな神社で古くからの由緒もありそうなのですが、案内板もなく、ウエブ上の情報もなかったので、創建由緒などは不明です。
神社近景 | 社号標 |
神社入口 | 階段の参道と二の鳥居 |
神社の入口にいる文化9年(1812)生まれの長い耳垂れ狛犬。 尾を見ると浪花の変形かとも思いますが、徳島の気候風土に合わせて、 ゆったり穏和な感じがします。 顔が比較的平面で、特に吽はクルクル眉毛がパーマをかけた前髪に、 耳がボブカットのサイドヘアーに見えて、そこら辺で何処にでもいる太めで 丸顔のおばさん…えっ、私の事?… に見えます。 背中に伸びた鬣は長くて厚味がありますね。 豊崎八幡宮の狛犬の拡大写真はこちらで |
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(文化9年(1812)8月建立) | |
社日 「天照皇大神、大己貴命、 稲倉魂命、埴安媛命、少彦名命」の 五柱の神名が記されています。 |
階段のあとは左に曲がり、 一旦平地に戻ったあと又階段です。 この上から八幡宮、神明神社、 天満神社へと道が分かれます。 |
八幡宮への参道から入口を振り返る | 八幡宮拝殿 |
八幡宮拝殿の挙鼻・龍 スリムで気品に満ちた龍です。 |
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八幡宮拝殿の木鼻・狛犬 力強く中々迫力のある狛犬です。 |
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八幡宮境内入口の明治2年生まれ、出雲丹後狛犬。 | |
(明治2年(1869)8月吉祥日建立) | |
本殿は唯今改修中で 見られませんでした。残念。 |
境内社・神明神社への階段 |
階段途中にいる、明治29年生まれの出雲丹後狛犬。 神明神社の狛犬の拡大写真はこちらで |
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(明治29年(1896)建立) | |
境内入口にいる、明治3年生まれの出雲丹後狛犬 | |
(明治3年(1870)9月建立) | |
境内社・神明神社拝殿 | 拝殿内の様子、 奥に本殿が建っています。 |
拝殿内の左右脇殿 | |
境内社・天満神社 | |