天神社

徳島市眉山町天神山1(平成19年3月28日)

 この神社は眉山山頂への表玄関となっている、ロープウェイ山麓駅の隣に鎮座しています。私達は早朝に訪れたので心静かに参拝出来ましたが、日中には眉山を訪れる人達や観光客で、賑やかになるもの思われます。

 御祭神:菅原道真公
 例祭日:2月8日・針供養、7月25日・天神祭
 境内社:稲荷神社、姫宮他
 由緒:藩祖・蜂須賀家政公が、阿波藩の学問の神様として、徳島の中心地のこの聖地に、菅原道真公をお祀りしたのが始まりです。毎年7月25日に執り行われる天神祭は徳島の夏祭りの中心行事として知れ渡っています。昭和20年7月の徳島空襲で、社殿その他が全焼し、仮殿が建立されていましたが、昭和48年に再興されました。

神社入口
社号標「徳島 天神社」 境内への階段
昭和17年生まれの狛犬。
この地域では、この狛犬のように石の角を利用したような、
殆ど加工をしていないかの印象を受ける顔つきの狛犬が結構いました。
私のような勿体ながり屋か、余り沢山彫りたくない石工さんがいたのかと思いましたが、
鬣や尾、胴体は滑らかな線で良く彫れ、台座にまで彫り物がしてありますから、
彫り惜しみや技量の関係というわけでは無さそうです。
眼は濃紺か黒い、滑らかな別の石が填め込んであるように見えました。
(昭和17年建立)
拝殿 拝殿内の様子
境内社・稲荷神社 境内社
菅原道真公像 知恵の牛像
境内社・姫宮さん 針塚・筆塚