昭和19年に建立された狛犬ですが、
聞き慣れない「壮丁(そうてい)」とは「成年に達した男子。
一人前の働き盛りの男子。2 労役・軍役にあたる成年の男子。
特に、明治憲法下で、徴兵検査を受ける義務のある満20歳の男子。(大辞泉より)」
とのことで、きっとこの町から昭和19年に出征していった方達が奉納した狛犬なのでしょう。
この中で一体何人の方が無事にお帰りになれたのでしょうか?
夫とも時々話すのですが、神社巡りをし始めてから、
日本の歴史や人々の生活をより深く考えるようになりました。
この年になるまで、のほほんと暮らしてきたことが、恥ずかしくもあり、
もっと早く始めていれば…と悔やまれもしますが、人間いくつになっても勉強…
とこれからも、せいぜい精進致しましょう。 |