八幡神社

徳島市南庄町2−3(平成19年3月28日)

 この神社は眉山の西北西山麓に鎮座しています。西部霊園の中にあるので、周囲はお寺や墓地ばかりでした。でも私達のイメージする墓地とは異なり、此処は斜面に作られた、古い時代を偲ばせる緑の多い霊園でした。この社もその中にとけ込むように静かに鎮座しており、とても静かで雰囲気の良い神社でした。
 けれど境内に案内はなく、創建由緒などは不明です。例祭日は10月17日のようです。

神社入口 拝殿前から見える境内の様子
天保13年(1842)生まれの丹後狛犬。
願掛け狛犬のようで、脚に布が結んであります。
材質は来待石と思われ、中々良い出来なのですが、
阿の下顎が欠け、所々剥落があります。
    狛犬の拡大写真はこちらで
(天保13年(1842)正月吉日建立)
こちらは浪花でしょうか、嘉永3年(1850)の建立です。
体表の殆どを大きな瘤が覆い、 尾は広く大きく背に張り付いています。
顔立ちは美形で、全体のバランスが良く取れています。 
  狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永3年(1850)8月吉日建立)
拝殿 本殿
境内社