妙見神社

鳴門市撫養町林崎北殿町 (平成25年1月4日)

東経134度37分15.56秒、北緯34度10分30.69秒に鎮座。

この神社は、JR鳴門線・鳴門駅の東1km程の辺り、妙見山頂の西側高台に鎮座しております。参道入口は西側山麓にあり、150m程石段を登らなければなりませんが、鳴門市街が一望出来ます。

御祭神 天御中主神

当神社は、「造化の神、天御中主神」を祀る。この神は古く大地の未だ成立しない頃大空の真中に生れ給い天地万物の大元をおすへになり、有形、無形のみたまとして永久に世に幸を与えられた。そのおゝみいつによって次々に神々がお現れになりその尊い御神徳は計りしれない。
故に、開運、延命、長寿、安産、海陸交通安全の守護神として広く信仰されている。
平安末期、中国より伝わった北辰(北極星)信仰と結びついて妙見社として祀られるようになった。天保元年(1830) 旧城主、四宮加賀守の子孫と撫養町林崎郷の近藤利兵衛氏がこの城址に妙見神社として再建した。
史蹟 撫養城址
天正十三年(1585)蜂巣賀家政が阿波に入国し国内九ヵ所に城塞を設けた。阿波の九城という。撫養城は淡路渡海の押さえとして異母弟の益田内膳正忠を城番にし手勢三〇〇名をもって守らせた。寛永十五年(1638)一国一城の令により阿波九城は破脚された。社殿後方の城石は当時の面影を残している。
境内由緒書き より

参道入口

一の鳥居と神額

参道

参道。左手は絵馬堂。

絵馬堂

絵馬堂より見る下外の景色

二の鳥居

境内

精悍な備前焼狛犬。拡大写真はこちら。
(大正8年(1919)6月建立)

拝殿

拝殿内部

本殿


社日

桑島八幡神社裏手展望台より見る妙見山