春日神社

海部郡牟岐町内妻丸山(平成19年3月29日)

 この神社は国道55号線で南下途中、内妻のトンネルに入る手前から内妻海岸に向かって左折し、民宿の脇を通っての徒歩での参拝となりました。内妻海岸に突き出た小さな岬の小丘中腹に神社は有りました。民宿からの細い階段を下りて海辺にでると内妻海岸の全貌が眺められ、右手に神社の鳥居が見えるのですが、その風景の素晴らしさに二人とも暫くその場に佇み、ただただ黙って見とれておりました。こんなに素晴らしい景色の中に鎮座する神社は岩手県下閉伊郡山田町の荒神社以来です。境内はこの岬をぐるっと回り込むように右に登っていくと、突き当たり右に横向きに二の鳥居が建ち、石垣が組まれた上に社殿が建立されていました。
 案内が無く、御祭神は武甕槌命と思われますが、創建由緒などは不明です。只、ネット上の「和気清麻呂公の足跡」にこの社が載っているので、詳細は分かりませんが何かの縁があるのでしょう。

神社遠景
右手の小丘中腹に境内があります。
参道左手の静かで風光明媚な入江 参道途中に祀られた「目明大師」
神社入口と一の鳥居 岩礁の向こうの海は澄み切っていました。
参道の様子
境内入口 境内入口の二の鳥居
年代不明の浪花狛犬。小さいながらも貫禄充分です。
狛犬の拡大写真はこちらで
拝殿 本殿