満石(みついし)神社

海部郡美波町木岐36-6 (平成25年1月6日)

東経134度34分44.74秒、北緯33度45分35.20秒に鎮座。

この神社は、JR牟岐線・木岐駅の東南東700m程の辺り、木岐港の東側に突き出た小さな半島に鎮座しております。この神社の御神水は「イボ」取りに霊験あらたかだそうで、「イボ」神様の別名で有名なようです。

満石権現由来
今を去る三百年前此の地の網元橋木屋某が田井の浜沖にて、網を操業中握りこぶし大の同じ小石が三回も違った場処で網に入ったので不思議に思って権現磯に揚げておいたところ、毎夜異様な光を発するので霊感を感じ近くの山に祠を建て、光石権現として祭った。ところがその小石が次第に大きくなるので故事に習って小池を掘り、そのわき水を石に注いで「光石よ地下に向って大きくなれ」とその名も満石権現と改め今もこの小池の水が「イボ」取り、病気快癒の霊水として信仰を集めている。
境内由緒書き より

境内

鳥居と神額

拝殿

石段上の広島型玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(大正6年(1917)8月15日建立)

本殿

御神水の井戸


雪見八幡宮

木岐湾の眺め