伊田八幡神社

板野郡板野町川端宮ノ西(平成19年3月27日)

 この神社は高松自動車道・板野ICの東約450m、唐土谷川右岸に鎮座しています。境内入口は鳥居が建つのみで玉垣などは設置されて居らず、開放的な感じがします。付近には思っても見なかった桃の花が満開で、桜のみならず桃のお花見まで出来て、とてもお得な気持ちになりました。
 案内が無く、創建由緒などは不明ですが、御祭神は応神天皇で菅原道真公他四柱が合祀されています。

神社全景 境内入口
建立年代は不明ですが、石工名は「石工 石川庄五郎」とありました。
横広の穏やかな顔で、鬣は数珠のように首の周囲を取り巻き、
特徴のある尾はお尻よりも広く9本に分かれ、その内の3本が立っています。
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嘉永6年(1853)生まれの丸顔で素朴な狛犬です。
吽には角があり、綺麗に生え揃った平歯で下唇を噛んでいます。
真っ直ぐ伸ばした前脚を踏ん張り、背筋を伸ばして前方を見据えた姿は、
堂々としており威厳を感じさせます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永6年(1853)9月吉日建立)
拝殿 本殿
社日 ご神木
境内左側の桃畑
この奥にも桃畑が続き、とても甘く美味しい桃が出来るそうです。
関東に住んでいる私達は、徳島が桃の産地だとは知りませんでしたが、
主として近畿地方に出荷されるそうです。左の白いお花はプラムです。