西宮・三石神社

阿南市富岡町(平成19年3月29日)

 この神社は桑野川が岡川と合流する手前の右岸、富岡新橋北東に鎮座しています。入口正面には氏子地域6町の神輿倉を思われる建物が整然と並んでおり、境内は周囲には木々が植えられさわやかですが、広い中央部分は明るく祭礼時にはさぞや賑やかに人々が集うのであろう事を伺わせています。
 西宮・三石両神社は江戸中期より富岡町の産土神として鎮座しています。昭和50年に社殿を造営し併せて玉垣の新設をしました。

神社入口
文政4年(1821)生まれの、ギリシャ神話のポセイドンを思わせる髭面の狛犬です。
吽には角があり、まん丸目で穏やかな風貌をしていて
、垂直に伸ばした長い前脚を踏ん張って、シャキッと背筋を伸ばしています。
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(文政4年(1821)正月建立)
拝殿 拝殿内の様子
弘化3年(1846)生まれ、吽には角があり、姿勢の綺麗な狛犬です。
阿は歯茎まで出して威嚇をしているようですが、実際には丸い可愛い目つきや
潰れ気味の顔で、とても愛嬌のある狛犬です。
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(弘化3年(1846)9月17日建立)
本殿 境内社・左から
金比羅神社、城八幡神社、天神社
昭和7年生まれのコロコロした狛犬です。
長い耳垂れで横長のアーモンドアイ、団子っ鼻がご愛敬。
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(昭和7年建立)
境内社