賀志波比売(かしわひめ)神社

阿南市見能林町柏野22(平成19年3月29日)

 この神社はJR牟岐線・見能林駅の東約500mに鎮座しています。式内社ですが、見能方八幡神社の飛地境内社で193号線を挟んで道路の反対側に鎮座しています。社地に玉垣が無く、入口に鳥居も建っていませんので、単に空き地のように見えますし、道路からは分かりにくいかと思われます。
 社伝では、賀志波比売命が最初に祀られた地であり、その後、賀志波比売命は人々の希望により津峰山山頂に遷座しましたが、元の鎮座地にも祠が残されたものと伝え、当社が「津峯神社の本宮」であるとされています。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
 社殿内の案内書きには、「創祀年代は不詳で、聖武天皇神亀元年(724)の創祀であると伝えられています。後に見能方八幡神社に合祀され、昭和27年、賀志波比売神社の社地の大部分が市に提供されて保育所が建設され、神社の社殿は敷地の北西隅に遷されていました。昭和63年に保育所が移転したのに伴い元の境内が神社に返還され、平成2年に新社殿が造営されました。」とありました。

拝殿
本殿