日吉神社

阿南市那賀川町小延宮の内91-2(平成19年3月29日)

 この神社は那賀川町小延地区の国道55号線バイパスに面して鎮座しています。国道55号線バイパス用地として社地の一部を提供したため、前面は明るく開け、背後に鎮守の杜を控えさせた境内です。その折、社地の造成、社殿の改修を行ったのでとても清潔感溢れる感じがしました。

 御祭神:天之穂日命
 由緒:「さんのんさん」と親しまれているこの社は、明徳3年(1395)近江国日吉大社の分霊を勧請、もとは山王大権現と称していました。明治3年に現社名に改称され、同14年旧村社に列せられました。

神社入口
天保9年(1838)生まれの狛犬。潰れ顔で、若干上向きの愛嬌者です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保9年(1838)9月9日建立)
拝殿 拝殿内の様子。奥に本殿。
本殿縁にいる木製神殿狛犬。
遠くて暗くて「何か見えるから撮して。」と夫に頼み、写っていたら儲けもの! 
と思っていたのですが、面白い子達がいました。顔はライオンのような動物顔ですが、
丁度柱の影になっている下半身はどうなっているのでしょうか?
すぽっと無いのか、思いっきり奥へ捻っているのか…不思議な造りです。
境内社、入口と社殿。
慶応2年(1866)生まれの、リスのような小顔で、
太い前脚の関節がくっきりとでていて、下半身も逞しい子達です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(慶応2年(1866)9月8日建立)
仏像と末社二社 仏像
仏像