御所神社

阿南市新野町 (平成25年1月6日)

東経134度35分29.88秒、北緯33度49分24.75秒に鎮座。

この神社は、JR牟岐線・阿波福井駅の西1.5km程の辺り、山間に民家が点在し、僅かに農地がある中、県道284号線を南下して行くと、右手に阿南バス、月夜バス停が見えてきます。そこが入口でその奥にひっそりと鎮座しております。土御門上皇が阿波に移されるこの地に行宮を結ばれたといわれるのも、何故か納得!。

祭神 土御門上皇

土御門上皇は承久の乱(1221年)の後土佐へ配流の身となった。その2年後(承応2年)土佐から阿波へ移される途上、上皇はここに行宮を結ばれたと伝えられる。その後上皇は板野郡土成町御所奥の宮川内谷で過ごされ、37歳で崩御された。上皇は和歌の天分が豊かで、さみしい御心境を次のように詠まれている。
”春の花 秋のもみじのなさけだに うき世にとまる色ぞ まれなる”
原文はこちら。

バス停と殆ど読めない神社の案内板

参道

境内

鳥居と神額

社殿

社殿前の岡崎型狛犬
石祠 社日