八坂神社

宇都宮市今泉4丁目(平成16年8月7日)

大正三年七月十二日製作。

神社全景

口髭を蓄え大口の準江戸狛犬

 主祭神は須佐之男尊、配神は国常立尊、天照皇大神、菅原道真公 です。
 由緒によると、康平6年(1063)当時の宇都宮城主藤原宗円(宇都宮氏の祖)が本丸に築城、その城のうしとらの方、鬼門除の鎮護として奥州街道の出入口に当たる今泉の地に神明宮を創始しました。明治43年4月、博労町の八坂神社と合祀、社号を八坂神社と改称しました。
 太々神楽が伝承されているようで、これは江戸時代から行われ、江戸の神田明神(神田神社)から習い伝わった出雲流神楽だそうで、、春祭(二月の最終日曜日)、秋祭(十一月二十三日)に神楽殿にて行なわれています。神楽とはその昔、神の霊力を得て、種々の天災や人災、疫病などから免れ、また、農作物の豊穣、生産の向上を祈り、平和な社会を乞い願い奉納したのが始まりです。市の重要無形文化財に指定されています。
(八坂神社HP参照)