鷲神社

栃木市岩舟町鷲巣 (平成17年6月25日)

ここは両毛線・岩舟駅から北に約1.4km、鷲巣地区の奥に位置する神社で、鳥居、灯籠、祠、石段等にこの地域で産出される岩舟石を使っているのが特徴だそうです。由緒によると桃山時代創建で、主祭神は天日鷲命で、保食神、猿田彦神、大山祇神、市杵島姫命が一緒に祀られています。地域住民にはお酉様と呼び親しまれ、この神社に卵、お酒などをお供えすれば、流行病、悪病、風邪にかからないといいつたえられています。この地域名の鷲巣は昔、この神社の本殿の回りを松の大木が囲み、鷲の大群が松を渡り飛び、巣を作っていたからと伝えられています。此処は道路端で奥に長い社地で、緑の多い中、気持ちの良い散歩道といった感じの参道歩きでした。周囲は山がちで回りに人家も余り無かったように記憶していますが、境内は綺麗に整えられていました。拝殿前にしょうわ狛犬がデーンと鎮座していたのでがっかりしながら参拝し、拝殿内を覗くと本殿脇に小さな神殿狛犬が薄ぼんやりと見えました。嬉しくなって何回もシャッターを切ったのですが、やはり暗いのと回りとの色の対比が少ないので、鮮明には写りませんでした。境内の稲荷社にも素朴で小さな狐さんがいて、思わぬ拾い物という感じでした。

神社入り口

参道の様子

拝殿

拝殿から見た本殿正面

本殿脇にいた阿吽が反対位置の、小さくて可愛い狛犬。ピンボケですいません。

本殿覆い屋

神楽殿

境内社・稲荷神社

稲荷社正面にいた狐

社殿脇にいた素朴で可愛い狐

角行霊神、食行霊神などの文字碑

末社群

拝殿から参道を振り返る