大神神社

栃木市惣社町(平成16年6月20日)

今から1800年前に、大和国三輪山の大三輪神社の分霊を奉祀し建立されたと伝えられ、別名「八島大明神」。境内の池には8つの島があり、八島が祀られています。池からは絶えず水蒸気が立ちのぼり、煙の名所「室の八島」と称され、「糸遊に結びつきたるけぶりかな」(松尾芭蕉)をはじめ、多くの歌人に詠まれています。              (説明板より)
境内は静かで、神韻を感じる。景色も良く神が宿られるところにふさわしい。

惣社明神、室の八嶋明神ともいう。下野惣社として知られたもので、祭政一致の時代、毎朝国司がおまいりした神であり、それは下野国中に分布する神々におまいりをするかわりにこの神社に奉幣する。いわゆる惣社の神であった。おおみわの神は大和の三輪神で、山そのものが御神体として知られている。国司がその神をおむかえし惣社に相殿としてまつったものがいつの間にかこの神の名を以って、おおみわ神社と唱えられることになったものです。(境内説明板より)
大神と書いて「おおみわ」と読ませるのはチョット無理があるような気がするが、明治になって各神社に由緒書きを提出させた時、大神と書いて出したらしい。奈良県人も大神神社とは知らない人が多いらしく新聞に書くと、大神神社ってどこですか?。と問い合わせが入り、三輪さんのことです。と答えると、ああ誤植ですか、等と言われるらしい。

境内全景

拝殿

本殿

木鼻狛