三鴨神社

栃木市岩舟町下津原上 (平成17年6月25日)

三毳山の北東麓にあるこの神社は星の神で山に降臨された天香香背男命を祀り、山麓三か村にはこの神を祀る里宮がそれぞれ鎮座し、此処はその内の一社です。この星神信仰は後に仏教と習合して妙見信仰となっていきました。又、三毳山の「毳」は柔らかい毛のことで、この山がなだらかで優しい姿の峰が三つ並んでいる事から、この字を当てたとか、昔は山麓の三か村の共有の山であったので、「みかむら」が「みかも」になったともいわれています。ここは南麓の三毳神社と違い、本当に里の宮という感じで、境内の社務所が下津原公民館と兼用していました。

神社入り口

境内の様子

拝殿

本殿覆い屋

合祀社

神輿倉とご神木