晃石神社

栃木市平井町 (平成16年6月13日)

東経139度40分44.47秒、北緯36度21分26.61秒に鎮座。

この神社は、太平山神社の西2km程の晃石山頂近くに鎮座しております。山頂近くにあり、広い道路も無いこの場所に良く建てたと思う程の立派な社殿が建っています。

晃石(てるいし)神社は遠い昔、山岳信仰によって建てられました。当時、鏡石(神石)があって、日夜恍々と輝いたことにより、綾都比之神と称されて山田の里人に崇めうやまわれることとなりました。
天慶2年(825)8月1日、左大臣藤原冬嗣公より社額を賜り従五位下に叙せられました。
天慶の乱の折、藤原秀クが必勝を祈願して勝利したので、その霊験に感謝し天慶10年(947)社を再建し寄進しました。
兵火や山火事により何度か焼失しましたが、今の建物は文政8年(1825)に再建されたものと言われています。本殿は欅材権現造柿葺で装飾彫刻は当地富田の磯辺凡龍斎信秀の作です。
境内由緒書より。

太平山神社から、奥宮を通り西に延びる稜線途中の案内。右は太平山山頂の浅間神社を通って晃石山へ、左は巻道となります。

尾根の様子

境内入口に立つ鳥居

鏡石

拝殿

熊野修験者が奉納したようです。

本殿覆屋

本殿。暗くて肉眼では良く見えなかったのですが、素晴らしい社殿です。

石祠

境内の茸と蛍袋

晃石山頂

山頂に建つ奥宮?

山頂よりの眺め。北側はゴルフ場しか見えません。