八龍神社

栃木市大平町北武井 (平成18年10月16日)

東経139度45分11.34秒、北緯36度20分55.45秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、栃木小山線を栃木方面に向かい、卒島信号を左折して約1、2キロ走った右側です。昭和15年の狛犬が居ります。

この神社は北武井の産土神社ですが、創建も由緒も不明です。八龍神社というと御祭神には豊玉姫か高寵神が祀られることが多く、ローカルな所では秋田県男鹿に八郎太郎という龍を八龍権現として祀っています。ここの御祭神は不明ですが、何れにしろ水害や水難除けを祈願するために奉斎したのでしょう。

社号標と神社入口
昭和15年生まれの狛犬。この年には国家を揚げての国威昂揚の気運が高まり、全国的に狛犬建立が盛んとなり、狛犬の団塊の世代といえます。一般的に厳つく、余り好感の持てる狛犬が少ないのが私の印象です。この狛犬は目つきは鋭いですが、優しさが感じられ、身体もふくよかで、伏せた姿勢の子狛も可愛く、全体のバランスも良くとれています。

拝殿

本殿

境内社