天狗山雷電神社

下野市薬師寺(平成20年7月15日)

東経139度52分53.21秒、北緯36度23分48.44秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、310号線を二宮町方面に向かい、道路から左に入った薬師寺地区にあります。平成6年の狛犬が居りました。拝殿、本殿が県指定文化財です。境内のケヤキは天然記念物です。ちょっと見難いのですが、本殿の前に陶製の狛犬が居りました。参道入口に別宮、雷電神社があります。

と八幡宮の件で登場する雷電神社です。

御祭神:賀茂別雷命
由緒沿革
往古、鎮守八幡宮の参道入口に鎮座すと伝える古社。
京都賀茂別雷神社より、御祭神を勧請。以後・五穀豊穣を始め殖産の守り神として厚く尊崇されてきた。其の当時は雷の雷電宮と称していた。明治百年を記念して、昭和四十四年氏子、神徒ら集いて鎮守八幡宮に合祀されていた雷電神社を再建した。
伝説
其の昔、この地は鬱蒼とした社で、その森深くに雷電宮が鎮座していた。
ある日、一人の農夫が雷電宮に願いを捧げていると、天狗に姿を変えて顕れた大神が「其の願い聞き届けられたり」と申し、此の地には雹等の災害を起こさないと誓ったとされ、それ以来雷の雷電宮を、天狗山雷電神社と改め大層厚く崇敬されたと伝えられています。
境内由緒書より。全文はこちら。

明治39年の神社合祀令で合祀された雷電神社を戦後、氏子の願いがかなって分祀、独立再建されたようです。

神社入口

拝殿と本殿