下野国府跡(宮延神社)

下野市国分寺(平成16年6月20日)

思川流域は古くから下野国の政治の中心地として栄えた。その名残は下野国庁跡として、思川西岸の栃木市国府地区に残されている。今では一面、田んぼの中に再建された前殿と両側にあった脇殿の礎石が残っている。奈良時代に建てられた下野国府は東西500メートル南北1キロに渡る、広大な規模を有していたが、平安時代の平将門によって襲撃(平将門の乱)され、武家社会の到来とともにその役目を終えた。

復元された前殿。U期の前殿を復元した。
東西24.9M南北8.3M高さ6.3M。

神社入口

社殿

国府跡入口