野木神社

下都賀郡野木町大字野木(平成18年1月12日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 この神社は、国道4号線を小山方面に向かい、野木町の野木信号を過ぎて間もなく左折し、野木小学校を右折した所にあります。本殿の前にも狛犬が居ましたが、うまく撮れなかったです。御神木の大イチョウは、とちぎ名木百選に選ばれています。

 この神社は国道4号線・日光街道と渡良瀬川、思川が合流している地点の中間で、茨城県へあと500m位という地点に鎮座しています。
 案内によると、創建は仁徳天皇の御世、下野国造奈良別命が当国赴任の折、夭折した仁徳天皇の皇子菟道稚郎子命の遺骨を奉じて下野国笠懸野台手函に斎祀ったのが始まりと伝わります。その後、延暦年間(803〜805年ごろ)には蝦夷を平定して都へ凱旋途中の征夷大将軍坂上田村麻呂により社殿が造営され、現在地に移りました。
  鎌倉時代、元寇の折には執権北条時宗より攘夷祈願の命を受け、息長足比売命、誉田別命、田心比売命、瑞津比売命、市杵嶋比売命の5祭神を合祀。文化3年(1806)火災により社殿が全焼しましたが、古河城主土井利厚の尽力により再建されました。明治時代には乃木希典将軍の崇敬を受け、度々の参拝のおり所縁の品々を奉納しました。
 また約1200年前に坂上田村麻呂が植えたとされる大イチョウの木があり、栃木名木百選に選ばれています。

神社入り口 拝殿
拝殿の見事な龍の彫刻 社殿脇から
本殿の様子と華麗な彫刻
本殿前、透かし塀内の江戸尾立狛犬。
落ち着きがあり、細部にわたって神経の行き届いた良い造りの狛犬です。
鬣の流れ具合や身体の瘤、気品のある顔立ちなど、さぞや名のある石工さんの
手になるものと考えられますが、塀の中で確認できないのが残念です。
狛犬の拡大写真はこちらで