八幡宮

下都賀郡野木町佐川野1318 (令和6年1月4日)

東経139度46分32.93秒、北緯36度13分43.17秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、境間々田線を北上、佐川野小手前の三叉路を右(294号線)に進み、さらに右折した所にあります。大正5年の狛犬が迎えてくれます。境内には、庚申塔がいくつもありました。

この神社は佐川野地区の産土神ですが、創建由緒はわかりません。御祭神は誉田別命と思われます。毎年7月の中旬の例祭に、佐川野の祭囃子が奉納されています。これは夜の8時に八幡宮近くの広場から大小1基ずつの御輿と太鼓を乗せた屋台が出発し、御仮屋のある西地区まで巡行。御輿には「加波山さま」が祭られ「加波山」と書かれた提灯が下げられています。祭囃子の曲目は、ヨセ、ぶっきり、にへん返し、ながばやし、きりん、通り神楽で、ヨセはいわゆる寄せ太鼓。ぶっきりは最初に演奏される役もの。山車出発前にこの2つの他、にへん返し、ながばやし、きりんが演奏され、道中はずっと通りで演奏するので「通り神楽」といい、板倉町の「大杉囃子のくずし」だそうです。(芸能採訪履歴より)

参道入口

参道

境内入口

境内

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(石工・柿沼音冶 大正5年(1916)10月建立)

拝殿

本殿覆屋


御神輿殿

石祠

石仏等