宇都宮神社

佐野市御神楽町(平成17年11月1日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
この神社は、作原上町線の道沿いにあります。狛犬は、居ませんでした。拝殿、本殿が大きな岩の上に建っています。舞台造りと云うのでしょうか。ちょっと傷んできているように思いました。水盤には、文久の文字が見えます。 お参りをしましたが、拝殿前が狭いので、ちょっと恐い感じがしました。
神社のすぐ前を旗川が流れています。対岸には、「少年の日」をテーマに色鉛筆で描き続けている児童画家・安藤勇寿さんの美術館があります。

この神社は佐野市街地から16号線で北上し、田沼で201号線に入り、御神楽で旗川を渡ると右手に鎮座しています。201号線からも朱の明神鳥居が見えるそうですが、この神社の特徴は何といっても舞台造りの社殿にあります。大きな一枚岩の上に建っていて、参拝がチョット恐かったと熊さんが言っていますが、高いところが大好きな私には、とても素敵な造りに見え、「その内きっと参拝します」と、高所恐怖症の夫には内緒で、一人で決め込んでいます。因みに今までに私が経験した舞台作りの社殿は、覚えているところでは、 佐賀県鹿島市・祐徳稲荷神社、千葉県長南町・笠森観音、奈良県桜井市・長谷寺、 室生寺奥の院、京都の鞍馬寺内・由岐神社、峰定寺、比叡山の横川中堂等で、鳥取県の投げ込み寺の舞台にも是非行きたいと思っています。と、話はそれましたが、この神社の創建は長元元年(1028)で御祭神は大己貴命です。

神社遠景

境内入り口

文久年間建立の水盤

舞台造りの素敵な社殿

まさしく舞台です。ワクワクドキドキしますね。

木鼻の狛犬と虹梁

境内社

児童画家・安藤勇寿さんの
「少年の日」美術館