佐野市栃本町(平成17年6月26日)
(平成17年11月28日クマちゃん通信員祭礼に再訪)
この神社は市道115号線が秋山川にかかる唐沢橋の南約400m、秋山川緑地公園のすぐ傍に鎮座しています。此処には下野の伝説という本の中に、武士が戦中に鎧が石になったおかげで助かったという話があり、その鎧が奉納されているそうです。また十一月下旬 の秋祭りには太々神楽「浦安の舞」が奉納されます。また狛犬ファンには安永4年と大正4年の素晴らしい狛犬が待ってくれていますし、美術好きなら、華美な彫刻が施された社殿にため息が出ることでしょう。
(安永4年(1775)11月吉日建立)
(酒井 庄三郎 大正4年11月吉日建立)
神社入り口
神楽殿
境内の様子
拝殿
頭の穴を埋められた堂々とした体格の江戸期安永生まれの狛犬。
顔面が大分磨耗しています。
こちらも立派な体格で歯まで丁寧に作られています。尻尾の毛が豊かで迫力満点。
石工さんの名は始めてみましたが腕の有る良い職人さんです。
彩色が綺麗で華美な彫刻の本殿
縁の下にも龍が居ます
脇障子には躍動感溢れる狛犬が彫り込んであります。
妻先にも赤、青の邪鬼と麒麟が彫ってありました。
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
管理人さんが、6月26日に訪れた「根古屋神社」のお祭りに行ってきました。浦安の舞いが奉納されました。演じたのは、地元の小学生です。
祭礼で華やかな境内
ここは神楽殿ではなく拝殿を開放して
浦安の舞いが奉納されるようです。
舞い手の入場の様子
準備の様子
地元の小学生が演じる「浦安の舞い」の奉納風景。綺麗で流麗な舞が奉納されているのが感じ取れます。私も2年に一度発表会をしているので、ここまでのご苦労が身に染みて分かります。