佐野市船越町(平成17年9月26日)
【狛見倶楽部 栃木県佐野支部 クマちゃん通信員より】
拝殿に向かって行くと、常夜灯が丸太で支えてあります。倒れる可能性があるからでしょうか。ちょっと恐いですね−。狛犬は、二組です。手前は裏に書いてある文字がよく読めませんが、東京市という文字が見えます。もう一方は、寛政4年の文字が見えました。境内には、樹齢500年のカヤの木があり、カヤの実がたくさん落ちていました。
この神社は佐野市街地から16号線で北上し、田沼で201号線に入り更に北上、三好の信号で右側の旧道に入り旗川に沿って進み、約1.5kmで東に入り皐月ゴルフ倶楽部佐野コース方面に向かうと、山側に鎮座しています。ここにはクマちゃん通信員の大好きな巨樹シリーズ・市指定天然記念物のカヤの大木が悠然とそびえ立ち(写真でもその威圧感が伝わってきます)、季節柄森の動物たちと大地への恵みとして、その実を惜しみなく与えています。そして私達には可愛い狛犬の鑑賞をさせてくれました。
境内入り口から朱の拝殿が
彩りよく見えています。
その拝殿前を健気な狛犬が
200年以上もお守りしています。
同じく朱が映える本殿
樹齢500年のカヤの大木
阿は宝珠を、吽は髷のような角を付けています。大笑いをしている若々しい阿と、ニカッとしている老成した吽、双方とも200年以上大過なく過ごせて良かったね。
(寛政4年(1792)建立)