赤城神社

佐野市植下町(平成17年11月25日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
この神社は、植野小学校の少し南にあります。天保12年に奉納された水盤は、現役で頑張っていました。狛犬は居ません。この神社の鳥居は、地元の鋳物師が作ったもので、市の文化財に指定されています。
近くの植野小学校には、とちぎ名木百選の「すずかけ」があり、児童達を見守っています。

この神社は東北自動車道・佐野藤岡ICから国道50号線で西に向かい、植下町交差点から北に入り600mで左折すると程なく右側に鎮座しています。伝承によると景行天皇55年(125)創建という古社で、御祭神は赤城大明神かとも思われますが、不明です。ここは市の文化財に指定されている天明鋳物の鳥居が残っています。私としては写真で見る限り、拝殿の彫刻と本殿が気になりました。

天明鋳物の鳥居と神社入り口 天保12年に奉納された水盤
拝殿 波間に白鳥、鷺でしょうか。
唐破風や挙鼻の龍は今にも大暴れしそうです。
本殿 境内社
天明鋳物の鳥居、銘の入った部分 植野小学校、とちぎ名木百選の「すずかけ」