小山市南和泉(平成18年8月7日)
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、東野田古河線を東野田方面に向かい、道路から左に700メートル入った南和泉地区にあります。狛犬の年代は不明です。頭に穴が空いていました。享保13年の庚申塔がありました。燈籠は、宝暦9年のものです。
鎮守の杜に守られた、如何にも村の産土神という趣の感じられる、落ち着いた良い感じの神社です。宝暦9年(1759)奉納の燈籠は、すっきりとして、この年代に作られた灯籠の特徴がよく残っています。この神社の創建などは、調べましたが分かりませんでした。庚申塔の年代からいって、少なくとも江戸時代前期には勧請されていたものと思われます。御祭神は天照皇大神です。