八幡宮

小山市乙女(平成18年3月15日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 この神社は、国道4号線を北に向かい、仏光寺付近を左に入ります。正徳元年の水盤が、昔懐かしい井戸と竹の樋でつながっていました。狛犬さんは、文化10年生まれです。境内には土俵がありました。祭礼には、子供相撲が奉納されるようです。

 この神社は、小山市乙女地区の国道4号線(日光街道)と思川に挟まれた地域に鎮座しています。地図で見ると、国道4号線に面した参道入口から、社殿までかなりの距離があるので、広い社域を持っていたか現在も保有している神社と思われます。
 案内が無く、創建由緒は不明ですが、八幡宮なので、御祭神は譽田別尊(應神天皇)と思われます。

境内全景 昔懐かしい井戸と
竹の樋でつながっている
正徳元年(1711)の水盤
社殿 社殿に掲げられた額
木鼻狛犬
文化10年(1813)生まれの狛犬。
不敵な面構えをしており、堂々とした体格で、鬣や尾に工夫の跡が見られ、
特に吽の鬣が長く身体全体を覆っています。

(文化10年(1813)5月吉日建立)
青いビニールシートで覆われた土俵