西郷神社

大田原市加治屋(平成16年7月25日)

大正11年製作。あまりにもブサイクな狛で何とコメントしていいか.......悩んでしまいます。
 扁平な頭頂、頭の後ろ側に付いている耳、顔の真横にまで達する切れ長な眼、うねりながら大きく左右に広がった唇、.........この.宇宙人的な顔立ちは.........そうだ!《 エイリアン狛》と銘々しよう。
 と言う事で、私はこの狛に【エイリアンちゃん】というニックネームを付けました。

 左側のウン像です。
 こちらの方がよりいっそう【宇宙人】しています。

明治三十六年に建立しました。全国的に見ても石造りの社殿というのは珍しいのではないでしょうか?
 おまけにこれは寅ちゃん親子が精魂込めて、全身全霊を注ぎ込んで造ったのではないか?と思える最高傑作です。何処をみても、一部の隙も無い出来映えです。
 どうしてこんな名品が人知れず埋もれているのでしょうか?私にはとても理解出来ません。
 石の建造物に対しての、世間の無知、無理解が嘆かれます。

境内の様子
単に雑木林の中に小さな神社が有るのかな?という感じでしか見えませんが私にとっては垂涎の的、宝物がこの奥には有るのです。

これが小松寅吉と小松亀之助父子製作の石の社殿です。

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