花石神社

日光市花石町1954(平成22年8月6日)

東経139度35分25.82秒、北緯36度44分55.7秒に鎮座。

 この神社は東大植物園日光分園の北、120号線に入口があります。
 参道入口から境内までは凡そ50m、綺麗に整備された参道脇には木々が覆い被さるように茂り、とくに境内入り口近くの大ケヤキ?は偉容と瘤瘤の異様な姿で人目を引きます。
 境内入り口に立つ明神鳥居を潜ると右手に花石町会所が建ち、参道に推定樹齢:600年の大杉が聳えています。社殿は余り大きくはありませんが、杜の緑の中に朱色が品良く目立ちます。社殿左には境内社や石碑群があり、杜の木々が遮ってくれるのでしょうか?120号線の騒音も気にならない位静かな神社です。

 御祭神:少名彦名命
 祭礼日:正月三が日の後の日曜日・五社祭(磐裂、青龍、八幡、花石、久次良)、例祭・9月19日
 境内社:多数
 由緒:今からおよそ千二百年前、日光山を開いた勝道上人が、蓮華石に坐して日光連峰十八の山々を遙拝、光仁年中(810〜824)十八神をここに祀った。
 徳川時代までは「十八王子」といった。正保2年(1645)に徳川家光が社殿を改造し、明治2年祭神を少名彦名命として、社号を花石神社と改めた。花石町の氏神である。正月三が日後の日曜日に五社祭(磐裂、青龍、八幡、花石、久次良の各社)。例祭は、9月19日であるが、9月の第四日曜日または10月の第一日曜日になる場合もある。

社頭
参道入口
社号標
参道の様子
ご神木
境内入り口
境内入り口に立つ明神鳥居
参道の様子
市指定天然記念物 ご神木・大杉
推定樹齢:600年、樹高:29m、目通り周囲:5.2m
境内の様子
社殿
境内社入口
境内社 境内社
境内社 末社
末社 庚申
庚申 石碑
辨財天 石碑群
石碑 庚申
焼加羅の碑
若山牧水歌碑
鹿のゐていまもなくてふ下野のなきむし山の峰のまどかさ