日光市文挾町 (平成21年9月9日)
東経139度43分41.63秒、北緯36度38分26.18秒に鎮座。
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、国道121号線を北上、文挾信号を過ぎて間も無く、道路沿い右側で、文挾町集落センターの隣にあります。拝殿に軒を接している星宮神社に、慶応3年の狛犬が居りました。境内にある「文挾宿郷倉」は、市指定の文化財です。
神社入り口。右手の建物が集落センター。
境内入り口
拝殿
星宮神社
星宮神社を守る狛犬。拡大写真はこちら。
(慶応3年(1867)建立)
愛宕神社・粟島神社・神明宮・八坂神社
稲荷神社・三光神社・石尊神社・子之神社
文挾宿郷倉
江戸時代の元禄、天明、天保等の大飢饉で、日光神領の村々は、餓死者や倒産の家が多発した。このため、村民は共同で郷倉を建て、不作の時に困らないように貯穀をした。
この文挾宿郷倉は、江戸末期に栗材でしっかりと建てられたもので、当時の稗も発見されている。農民共済の実をあげたこの郷倉は、わずかに残っている貴重な建物である。
日光市教育委員会