熊野神社

真岡市飯貝(平成18年4月9日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 この神社は、国道121号線を益子方面に向かい、飯貝信号を左折北上、太田和入口を右折した飯貝地区にあります。昭和14年生まれの狛犬さんが迎えてくれます。鳥居は寛文8年に作られ、市の文化財に指定されています。組み石の技法が素晴らしいそうです。

 この神社は飯貝地区の正行川西岸に鎮座しています。
 案内によると、主祭神は伊弉册命、速玉男命、事解男命です。昔は箕輪山熊野大権現と称しましたが、明治の神仏分離令により熊野神社と称する事になりました。
 社伝によれば、大同二年(807)日光山を開いた勝道上人が熊野三山より熊野三社を勧請したといわれ、以来、飯貝・京泉両村の大鎮守として崇敬されてきました。詳しくは下記写真でどうぞ。
 市文化財として、「大般若経」、石造鳥居、算額、神楽面、本殿が指定されています。

神社入り口 寛文8年(1668)建立。
市文化財指定の鳥居。
拝殿 拝殿の扁額
昭和14年生まれの太め狛犬。
阿は一人前に構えのポーズを取っている子狛を連れ、
吽は模様を彫り出した玉を持っています。
肉付きが良く重量感溢れた眼の優しい狛犬です。
(昭和14年建立)
市文化財指定の本殿 逞しい木鼻、狛犬と象?
境内社・稲荷神社入口と
稲荷には珍しい両部鳥居
稲荷神社社殿。
綺麗な流造りです。
末社四社