稲荷神社

真岡市柳林155(平成18年11月13日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 神社は、国道408号線を北上して、左に少し入った柳林地区にあります。鬼怒川が近いです。本殿が市指定の文化財です。拝殿の前には、先代のお狐さんが(多分)が居りました。

 この神社は鬼怒川沿い、鬼怒自然公園の北東約600m位に鎮座しています。
 真岡市教育委員会の案内によると
 主祭神:稲倉魂命(伊幣諸、伊幣冊二尊の御子で、食物を主宰する神)
 例祭日:陰暦2月初午
 享保20年(1735)建立の本殿は一間社流造りで、屋根木端葺き、江戸時代中期の神社建築仕法を知る上で貴重な建物となっており、市の文化財指定を受けています。
 境内社として、船玉神社、八坂神社、星ノ宮神社、熊野神社が祀られています。

神社入口の朱の鳥居 先代のお狐さんらしき石の塊
円やかな顔や体つきの可愛い狐さんだったようです。こうなっても社地内に置いてくださるのが嬉しいですね。
拝殿と現役のお狐さん
拝殿の額「正一位 稲荷大明神」 拝殿内の様子
市指定の文化財の本殿
一間社流造で珍しい木端葺きの屋根が葺かれています。彫刻も素晴らしく、とても江戸時代中期の建造とは思えないほど良く保存されている様です。只、写真撮影にはこの目の細かい網は大敵ですよね。
境内社・左から
八坂神社、星ノ宮神社、熊野神社
境内社・船玉神社