鹿沼市草久(平成20年11月5日)
東経139度36分36.5秒、北緯36度37分54秒に鎮座。
【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、鹿沼日光線を日光方面に向かい、大芦川に架かる鹿ノ入橋を渡った先にあります。狛犬さんは居りませんでした。本殿は、なかなか立派なものです。慶応3年に建てられた大きな石碑があります。〇〇山だと思うのですが読めません。今日は神社のお祭りで、たくさんの人が集まっていました。毎年、天下一関白流鹿ノ入獅子舞が奉納されています。
御祭神:稲田姫命
由緒
文永年間七三○年前藤原大和なるもの日向の国より姫宮を向へて当地に仮宮を建て数年を経て近隣の地区民大いに信仰する様に成り天正三年四一五年前本殿を改築し更に寛永一五年三五二年前本殿を造営したるものなり。尚明和元年九月二百年前姫宮大権現を祀り此の時境内整備記念として??小川村氏子一同として石鳥居を奉納したものなり、又弘化四年一四四年前宮殿本殿に彫刻を計画当時の彫刻師である??木町の石塚吉明氏に委託完成同年三月十八日御遷宮式を盛大に行った次第です。此のことは下野神社沿革誌巻三二記録にあり其の後、明治二年神仏分離令により姫宮神社と改めたものなり。明治十四年十一月二十三日祭典より鹿の入関白流の獅子舞を奉納現在も盛大に行われております。明治二十二年町村制により西大芦村となり村社姫宮神社となり以来行政其の他神社を中心に協力致すように成り昭和十年には古木を売却し本殿拝殿新築改築をなす。昭和五十八年神社境内の大修理を致しました。平成二年十一月十二日天皇陛下御即位の記念行事とし明和元年の石鳥居の修理、金による額縁の修繕をなし今日までの大体を記載したものなり。
境内由緒書より。
神社入り口
天皇陛下御即位の記念行事で修理した金による額縁が架かっているようです。既に氏子の方々が三々五々集まっています。
拝殿
扁額
本殿正面
素晴らしい彫刻が施されているようですが、残念!覆い屋の為、正面からは撮影出来ないようです。
境内の末社や石碑等
〇〇山 | 裏側、慶応三年と読めます |
厳嶋明神 | 猿田彦大神 |