磯山神社

鹿沼市磯町 (平成24年6月17日)

東経139度45分26.88秒、北緯36度29分14.42秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は国道293号線を鹿沼方面に向かい、神社案内の看板に従って右折して進んだ磯町地区にあります。神社はあじさい祭りの最中でした。あじさいの間から、文化5年(1808)年の狛犬が迎えてくれました。拝殿前では、昭和10年(1935)の狛犬がいばっています。本殿が県指定の文化財です。まとめられている境内社は、向かって左が八坂神社、天満宮、八幡宮、真ん中が皇産霊神社、雷電神社、千勝神社、愛宕神社、右が琴平神社、稲荷神社、道祖神社でした。2本の杉が市の天然記念物に指定されています。

主祭神 国造大巳貴命。 配神 伊弉册命・大日孁貴命・木花咲耶比売命。

社殿に九百九十三年前、一条天皇の永延二年九月高野下野藤原権介の創立にて當山明神と称し、磯亀和田赤塚七ッ石羽生田の鎮守神であった。後館の堀鳥丸大納言郷の祈願所と伝えられる。永禄十年十二月、壬生城主壬生彦次郎、藤原氏勝鰐口奉納。徳川将軍代々の崇敬の社にて、慶安元年三代将軍家光公より高七石一斗余の朱印を附せられから代々の将軍より同待遇を受け、神主金子氏別当円徳寺を以って本社に奉仕された。
享保元年十一月十五日神位、守源宣旨(宗源宣旨?)正一位を授けられた。
明治五年第一区八小区の郷社に列格、後行政区割の改正によって村社となった。
明治四十一年一月十七日女体神社西の割山の神明宮浅間神社合祀。
大正七年九月十一日幣帛神饌料供進指定。
昭和二十五年木羽葺であった本殿屋根を銅版に葺替えた。
昭和三十九年十月拝殿改築落成。昭和五十五年十月本殿塗り換える。
境内由緒書き より

参道入口

参道 一の鳥居

確かに紫陽花の影の狛犬が居られます。

大きな損傷も無くしっかり残っている江戸尾立。拡大写真はこちら。
(文化5年(1808)建立)

二の鳥居

境内

拝殿前の招魂社系威張り狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和10年(1935)建立)

茅の輪と拝殿

社額

拝殿内部

本殿解説


向かって左が八坂神社、天満宮、八幡宮、真ん中が皇産霊神社、雷電神社、千勝神社、愛宕神社、右が琴平神社、稲荷神社、道祖神社。

杉の解説