星宮神社

芳賀郡芳賀町芳志戸(平成20年10月3日)

東経140度3分47.86秒、北緯36度34分53.02秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、真岡烏山線(61号線)を烏山方面に向かい、左に入った芳志戸地区にあります。芳志戸小学校の近くです。昭和2年の狛犬が居りました。境内の杉群が、町指定の天然記念物になっています。

 祭神として、甕速日神、磐裂神、根裂神の三柱をを祀っている。
 承応二年(1653)五月本社建造の際、崇真寺住職桃海法印書の棟札があり、神主見目金太夫とありました。享保四年(1719)正一位の宣旨があり、享保八年(1723)に前殿造営し、享和二年(1802)本殿を塗替、明治二十七年(1894)十一月現拝殿を改築、昭和二年(1927)に指定村社となりました。
 昭和三十四年十一月に、皇太子殿下(現天皇陛下)御成婚記念事業として神楽殿付社務所を新築しました。・・・・
芳賀町教育委員会。

棟札によれば江戸時代はお寺であったようです。だとすれば磐裂神、根裂神の本地仏である虚空蔵菩薩を御本尊としたお寺だったのでしょうか。

神社入り口

拝殿正面

福島県良く見かける、ずんぐり狛犬。拡大写真はこちら。

拝殿入り口と内部。額の文字は「北辰宮」。北辰とは北極星。天の中心である北極星は、北辰妙見菩薩とも呼ばれ、妙見信仰となった。ここは元は妙見だったのでしょうか。由緒書と矛盾しています。

本殿覆い屋と本殿

境内の末社

御神木の杉