三崎稲荷神社

足利市大前町(平成18年11月25日)

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 
神社は、松田葉鹿線を北上、道路から右に少し入った大前地区にあります。足利の文化財一斉公開事業で、期間中は絵馬が見られるというので行ってきました。境内には、テントが張られ地区の人達が集まっています。普段は閉っている拝殿に上がり参拝して、絵馬を見ることが出来ました。代表的な絵馬は、思っていたより大きく137、0×184、5センチもある立派なものです。神楽殿では4月の第一日曜日に神楽の奉納があるそうです。

 御祭神:宇迦之御魂神
 由緒:社伝によると、享保7年(1722)に丸山昌貞法眼玄棟が江戸小石川土堤に鎮座する三崎稲荷大明神を遷座したと伝えられています。地頭・土井家により代々崇敬され、開運三崎稲荷大明神と崇められていました。天保3年(1832)には土井利幸より境内付山林一町歩余を免租地に付せられました。同6年には正一位の扁額、大提灯四張等を奉納されています。
 絵馬は写真で見るだけでも格調の高さと迫力が充分伝わりますね〜。良い目の保養に成ります。

神社入口の両部鳥居 朱の色も鮮やかな拝殿
拝殿に掛かる社額 拝殿内の様子
末社
神楽殿
テント内の絵馬「神楽図」
拝殿内の絵馬「繋馬図・黒」
拝殿内の絵馬「繋馬図・白」