開運稲荷神社

足利市福居町(平成20年1月9日)

東経139度27分22.83秒、北緯36度18分7.51秒に鎮座。

 【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
 神社は、佐野太田線(旧例弊使街道)を佐野方面に向かい、八木宿信号を右折した福居地区にあります。昭和35年の狐さんが迎えてくれます。
お正月だからでしょうか、拝殿前の水盤(嘉永6年)に榊が活けてありました。

 御祭神:保食神
 境内社:天満宮、八坂神社
 由緒:創建は、第56代清和天皇の御代、貞観年間(859〜876)京都伏見稲荷神社の分霊を、友之郷の守護神として奉遷したものと伝えられています。
 友之郷八木宿は古来より交通の要衝に位置し、人馬の往来が多く、江戸時代初期には東照宮への例幣使街道沿いの主要な宿場町として栄え、この社へも参拝者が絶えず、縁日には楽市が立ち並び、五穀豊穣、商売繁昌、開運成就、家内安全の村社として、大いに賑わったとされています。
 明治・大正・昭和初期にかけても、福居花街を背景に、その賑わいは近郷には類を見ない程のものでした。
  現在の本殿は天明6年(1786)に改築され、大正11年に再修築され現在に至っています。
(境内案内板より抜粋)

神社入口
社号標「村社 開運稲荷神社」
境内の様子
昭和35年生まれ、拝殿前の白狐さん
(昭和35年(1960)建立)
拝殿 拝殿の挙鼻・龍、木鼻・象と狛犬
綺麗に彩色が施されています。
天明6年(1786)改築、
大正11年再修築の本殿と
絵馬
本殿鞘堂
境内社:天満宮、八坂神社 榊が活けてある
嘉永6年(1853)奉納の水盤