阿夫利神社

足利市西場町(平成17年6月26日)

この神社は西場町から山に入り、大小山へのハイキングコースの入り口駐車場上に鎮座しています。神社縁起の石碑が建っていて『当社は御鷹巣山の中腹に鎮座している。山頂に石凝姥命(いしごりとめのみこと)を奉祭し、日本武尊が東征の折り戦勝を祈願した。仁平年中(12世紀)足利式部大輔源義国が鷹を放ったので鷹巣山と呼ばれた。岩層が光り輝くので村人は祠を建て祀り、石尊大権現と称していたが、明治に現名となった。』とありました。阿夫利神社といえばまず思い出すのが神奈川県の大山ですが、関東の山がちな所には結構多い神社です。御祭神・石凝姥命は天照大神の八咫の鏡を造った神で、冶金、鋳物師の祖神として信仰されていることから鑑みると、この神社の前身は雨乞いもさることながら、冶金あるいは鉱山関係者の神社であった可能性も大いにあるような気がします。

神社縁起の石碑

社殿

社殿内の様子

水も空気も紫陽花もとても綺麗でした