赤城神社

足利市瑞穂野町 (平成23年2月7日)

東経139度30分32.62秒、北緯36度16分54.29秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は、国道50号線を小山方面に向かい、瑞穂野跨道橋で側道を進み、右折して足利館林線(8号線)に入り、すぐ右折して進んだ瑞穂野地区にあります。弘化5年(1848)の水盤を左に見て進むと、安政2年(1855)の狛犬が迎えてくれました。残念なことに阿の上顎が欠けています。二基の燈籠は、寛保元年(1741)と寛延元年(1748)に奉納されたものです。境内右手、鳥居のある境内社(名前は不明)にも天保15年(1844)の狛犬が居りました。剥落が進んでいます。こちらの水盤は天保14年(1843)、燈籠二基は宝暦10年(1760)と明和5年(1768)のものです。それと、神社裏には道祖神があり、安永7年(1778)と記されていました。

この他に境内社(石祠)2社についても、安政4年(1857)と明治29年(1896)と分かりました。以上のように、ここは石造物が作られた年が全て判読可能です。そんな訳で、神社を探訪したなぁ〜という気分に浸ることが出来ました。

参道入口と社号標

鳥居 参道
弘化5年(1848)の水盤 石祠

境内入口

境内

恐ろしげな顔つきの江戸流れですが、残念!。阿は上顎が欠けています。拡大写真はこちら。
(安政2年(1855)乙卯年卯月建立)

鞘堂

本殿


不明の境内社

境内社を護る狛犬。若干剥落が進んで居るようです。
(天保15年(1844)建立)

境内社本殿


灯籠