焼津市石脇705(平成19年11月25日)
東経138度19分32.37秒、北緯34度53分10.47秒に鎮座。
この神社は東名高速道路・日本坂PAのすぐ東に鎮座しています。入口には紅葉の綺麗な大木が聳え、太く長い注連縄が掛けられた巨岩が二個、ド〜ンと鎮座ましましています。この巨岩は元々は磐座でしたが、家康が鷹狩りのさい旗を立て掛け馬の鞍を置いたので、旗掛石又は鞍掛石と呼ばれています。鳥居を潜り方向を左に変えた参道を行くと階段となり、その上に境内があり社殿が建っていました。この境内にもやはり巨岩が点在していました。この地域の他の場所では見あたらない風景で一種異様な雰囲気があり、神の存在を感じた古代の人々の思いが良く理解できます。
御祭神:木花咲耶姫命、品陀和気命、天照大御神
例祭日:10月10日
境内社:津島神社
由緒:入口右側の二つの岩は、我国の古い信仰である神の依りつかれる磐座でした。
この社の創建は、延徳3年(1491)9月徳川家康の三河時代からの家臣・原川新三郎が、郷里原川村から浅間社を勧請して、この地に奉斎したものと伝えられています。
明治8年2月に村社に、同40年3月に神饌幣帛料共進社に指定されました。
神社遠景 | 旗掛石又は鞍掛石 神社入口前に祀られるこの二つの岩は、本来は古い信仰形態である神の依りつかれる磐座でしたが、家康が天下を取ってからしばしばこの辺りで鷹狩りを催し、その都度原川家を訪ね、その際家康の旗を立て掛け、馬の鞍を置いたのでこの名前が付いたと言われています。 |
社号標 「石脇 浅間神社」 |
神社入口 |
参道の石段 |
拝殿 | 本殿鞘堂 |
境内社・津島神社 | 境内社・社宮司 |
境内の様子 境内にもこのように巨岩がゴロゴロしていました。 |
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