大井神社

焼津市駅北2-5-13(平成19年11月25日)

東経138度19分9.07秒、北緯34度52分9.79秒に鎮座。

 この神社は東海道本線・焼津駅の北120m、焼津北公園に隣接して鎮座しています。

 御祭神:彌都波能売命(水を司る神)、猿田彦命(道の守り神)
 例祭日:10月第二日曜日
 由緒:創建は永禄3年(1560)で、明治8年2月村社に列し、明治40年3月神饌幣帛共進指定社となり、今日に至っています。尚、左口社(通称おしゃもんさん)・白髭神社・稲荷神社を併せ奉斎しています。
 この社の創建された永禄3年は、この地方の領主で駿河・遠江の守護であった今川義元が桶狭間で織田信長と戦った年で戦国時代末期にあたりますが、この地に居住していた先人たちが五穀豊穣や平和な営みを神に祈願するために奉斎したのでしょう。
 現在の社殿は明治41年に本殿が改築、拝殿が新築されたもので、それまでは小祠堂であったものと推量されます。この本殿及び拝殿は「焼津市区画整理事業駅南北工区」工事の際、昭和48年に若干遷宮され、更に改築が施され49年には社務所兼公会堂が落成し、玉垣は53年新設されました。

社号標 神社入口
拝殿前、年代不明の岡崎現代型狛犬
拝殿 本殿鞘堂
拝殿屋根上の瓦材飛び狛ちゃん
ふくよかないい顔をした完品です。