建穂(たきょう)神社

静岡市葵区建穂271 (平成15年5月17日)

神社入り口

拝殿

本殿

 この神社は静岡駅の北西約5Km、観音平の南麓に鎮座しています。
 案内によると、明治初期に廃寺となった建穂寺跡にあり、このお寺は江戸時代までは建穂神社の別当寺だったのでしょう。建穂寺は、白鳳13年(662)法相宗の道昭が草創し、養老7年(723)に行基が再興したと伝えられる県内屈指の古寺で、建穂神社も延喜式神名帳に記載されている古社です。
 御祭神は保食神、天照皇大御神、合祀は猿田彦命、須佐之男命です。
 山を背景に、静かで落ち着いた、如何にも式内社の風格を漂わせた神社でした。