伊志夫神社

賀茂郡松崎町石部98(平成21年2月8日)

東経138度45分33.06秒、北緯34度43分38.47秒に鎮座。

この神社は、石部の町並みを見下ろすように西側の斜面に鎮座しております。港町らしく狭い路地を入った所に入口があり、近くに車を留めることは出来ません。地元以外の人間にはやや参拝し辛い神社ですが、古い狛犬が居るという事前情報を得ており、今回の参拝となりました。

約1,060年の昔、平安時代に編纂された「延喜式」にこの神社名がある。
しかしこれは、石火神社を書き違えたのではないか、という説もあり、天文年間の棟札には石火村∞石火大名神社≠ニ記され、その当時火災が頻発したために石部≠ニ改められ、それが現在の地区名になったものらしい。
いずれにしても石火≠フ名は火打ち石からでており、大昔、神田という所(現在の向組)にある夫婦岩の雄岩の上で火をおこしたといういい伝えが、それを裏づけている。
神社のご祭神は事代主命(恵比須さま_漁業と台所、商売繁昌の神)と、大山祗神(山をつかさどる神)。
この神社の神職は昔から石部の大屋家が代々受けついでおり、同家は雲見・上ノ山城の城主高橋丹波守の同族、高橋和泉守六郎左衛門の子孫だといわれている。
また、ここに明治初期から伝わる神楽獅子には、舞いにもちいるものとは別に高さ・幅・奥ゆきともに45cmという大きな雄雌2つの獅子頭があって、1月18日鈴の舞い≠演じながら全戸をめぐり、悪魔払いを行なう。
松崎町役場公式サイトより。

境内にも由緒書はあるのですが、全文は読めません。現物はこちら。

社頭。と言われても良く解らないと思います。急な傾斜地に建っている為です。

神社入り口

参道

一の鳥居

さらに続く参道

参道途中より見る石部の街並み

拝殿と社額

本殿覆い屋。狛犬はここに居ました。

阿吽で痛み方が全く異なります。しかし体形は同じなので多分同時期に造られたと思います。拡大写真はこちら。

三峰神社

牛頭天皇津島神社

濱川神社

秋葉神社

境内の石祠や石仏等