姫宮神社

賀茂郡南伊豆町一色820(平成21年2月7日)

東経138度49分20.18秒、北緯34度39分12.21秒に鎮座。

 この神社は一色集落北の山腹に鎮座しています。鎮守の杜が豊かで境内は二段に分かれています。入口の台輪鳥居を潜ると石段の参道で、下の境内は祭礼時に使用するのでしょうか?岩盤を刳り抜いた境内には何もなく、又石段を上がったところに拝殿が建立されています。拝殿内には「姫宮大明神」の額が掲げられ、トタンで覆われた本殿は左右に脇社を従えています。

 御祭神:伊波比当ス、事代主命、誉田別命
 例祭日:11月1・2日
 由緒:創立年月は不詳ですが、式内・伊波比当ス神社の比定社で、同じく式内・阿米都加多比盗_社の論社でもあります。
 江戸時代は「姫宮明神」と称し、慶安4年(1651)、延宝5年(1677)に造営されています。
 明治6年9月、村社に列しました。
 この社の例祭は11月1・2日ですが、毎年11月1・2日に南伊豆町内各地区(小稲地区を除く)で南伊豆町太鼓祭りが行われ、各地区では、太鼓や笛に合わせ太鼓台や花車が練り歩くようです。南伊豆町には34地区あり、それぞれの地区で特色のある太鼓まつりが行われ、伝統文化を受け継いでいるのだそうです。11月1・2日の2日間南伊豆町全体が太鼓や笛の音色が飛び交い賑やかな祭礼風景が見られるようです。

社頭
入口の台輪鳥居
境内の様子
拝殿
拝殿内の様子 拝殿に架かる額
「姫宮大明神」
本殿覆い屋 本殿
本殿左側「八幡神社」 本殿右側「三島神社?」