水神社

伊豆市貴僧坊140-1(平成19年3月4日)

 この神社は貴僧坊地区の県道59号線・伊東西伊豆線沿いに鎮座しています。参道脇の石垣には照明燈が付けられ、豊かな「貴僧坊水神社の湧水」により境内脇に山葵田が造られている様には、今までの神社巡りにはない新たな感動を覚えました。

 御祭神:罔像女(みずはめの)命、大山祇命、諏訪大神、稲荷大神
 例祭日:10月14日
 由緒:寛文13年(1673)字上耕地に創建され、明治6年にこの地に遷座しました。境内地下の熔岩から湧き出る大量の水は、飲料水のみならず、山葵、稲などの生産にとって重要な水源となり、この地の生活、産業の源となっています。

参道の様子 「貴僧坊水神社の森」の碑
ご神木の大杉 境内入口
拝殿 本殿覆い屋
貴僧坊水神社の湧水
この社の森は、「しずおか水を育む森50選」に選定されており、 杉の大木が林立するこの森に涵養された水は、本殿北側にある石垣の下や裏手の山から、清らかな湧水を多量に噴出させ、その湧水の下、清らかで清楚な白い花を咲かせているわさび田が広がっていました。このわさび田は水神社の所有で、氏子が管理栽培しており「宮沢」と呼ばれています。