子安神社

伊豆市青羽根(平成19年3月4日)

 この神社は青羽根地区の国道136号線に面して鎮座しています。お隣には「湯の国会館」(日帰り温泉)が出来、日帰り入浴の方達で駐車場はいっぱいでした。この社は鳥居もなく朱の社殿に注連縄が架けられていたので神社だと見当を付け車を止めたのでした。この辺りは神仏分離が緩やかだったのでしょうか、江戸期からの神仏混淆が今も残されているのでしょう、社殿内には本殿ではなく、仏像?が置かれていました。伊豆半島には奈疑知命を祀る式内社・子安神社が河津町縄地に鎮座していますが、此処はそこの御分霊を奉斎しているのでしょうか?
 余談になりますが、この社の脇参道に地元の農家のお年寄り達が小さな市を開いていました。そこで買ってきたお野菜は、新鮮で無農薬で安くて美味しくてとってもお買い得でした。因みに私が買ってきた物は、菜の花(お浸し)、山葵の花(熱湯をかけて薄いポン酢に浸し密封状態で2日間おくと美味しくいただけます)、椎茸(肉厚なので焼いて食しました)で、この日摘んできた土筆(土筆ご飯)、蕗の薹(蕗味噌)と共に、我が家の食卓にのぼりました。

安産や子育ての神様を祀るに相応しく、全体が朱色の社殿と境内の様子
社殿内には本殿ではなく、赤子を抱いた姿や共に立っている姿の神像(仏像?)が置かれていました。
境内左脇に置かれた仏像や青面金剛像、秋葉山碑など